第61回ロンドン映画祭
10月11日
Zama 試写
一昔前のスペイン統治の南国から、なかなか思った所に移してもらえないお役人ザマ。勤め人の悲哀を時代物で見せるような一風変わった映画。
Journeyman 試写
パディ・コンシダインの監督長編2作目。自身が主演で力は入ってたけど、お涙頂戴に過ぎるような…
ギレルモ・デル・トロ監督トーク
日本ネタもたくさん入ったオタク炸裂トークがうれしい。トーク終了後、サインを求める長蛇の列。全員に応えてたって、ええ人や。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第61回ロンドン映画祭
10月11日
Zama 試写
一昔前のスペイン統治の南国から、なかなか思った所に移してもらえないお役人ザマ。勤め人の悲哀を時代物で見せるような一風変わった映画。
Journeyman 試写
パディ・コンシダインの監督長編2作目。自身が主演で力は入ってたけど、お涙頂戴に過ぎるような…
ギレルモ・デル・トロ監督トーク
日本ネタもたくさん入ったオタク炸裂トークがうれしい。トーク終了後、サインを求める長蛇の列。全員に応えてたって、ええ人や。
第61回ロンドン映画祭
10月10日 試写
The Shape of Water
パンズ・ラビリンスに次ぐギレルモ・デル・トロ監督代表作になりそう。金獅子賞受賞も納得。ヒロインとのラブストーリーが成り立つ細マッチョな半魚人の造形も上手い。オスカーもあるか。
http://www.foxsearchlight.com/theshapeofwater/
Brawl in Cell Block 99
頭グシャ連続のバイオレントさは許すとしても、ムッチャ強い男が女を守るために我が身を捨ててみたいな話にシラケた。そういうのに酔える人には面白い映画なのかも。
https://www.facebook.com/brawlincellblock99
Jane
ジェーン・グドールのドキュメンタリー。野生のチンパンジーのそばで暮らす若き女性研究者だった時代の貴重なフィルム。動物ドキュメンタリーとしても、出会いがあれば別れもあって女の人生ドキュメンタリーとしても秀作。
一昨昨日、ウィル・シャープ&トム・キングズレー監督の2作目The Darkest Universeをフィルム4で観た。去年公開だったのが、もうテレビ登場。ちなみにウィル・シャープは期待の日系イギリス人です。
BAFTAノミネートされた監督デビュー作Black Pondの出演俳優と、撮影場所も同じとこがあって懐かしい。あちらは中高年世代がメインの憂鬱で奇妙でダークなコメディーだったけど、今回はシャープ自身が主人公でメインは若者の憂鬱で奇妙でダークなコメディー。こないだのテレビコメディーFlowersもそうだった独自の持ち味。評価も高いし、そのうちスター俳優とか使って大当たりする日が来るかも。
第61回ロンドン映画祭
10月9日
Call Me by Your Name 試写 会見 ルカ・グァダニーノ監督 アーミー・ハマー ティモテ・シャラメ
ベルリン映画祭では観なきゃいけないのがいっぱいあったとはいえ、これを見逃してたのは残念。ここでキャッチアップできて良かった。会見も監督が面白かったです。ロンドン映画祭後まもなくイギリス公開でした。
http://sonyclassics.com/callmebyyourname/
Battle of the Sexes
キング夫人対男子戦の映画化。溜飲下げまくり。
http://www.foxsearchlight.com/battleofthesexes/
三池崇史トーク
ショッキングな映画を作る怖そうな監督、楽しい方でした。ギャグも受けてました。
第61回ロンドン映画祭
10月8日
Happy End 試写
ミヒャエル・ハネケ監督の前作Amourにつながるようでもあるけど、あちらは最後泣きそうで、こちらはシニカルなコメディータッチ。
https://www.curzonartificialeye.com/happy-end/
No Stone Unturned アレックス・ギブニー監督Q&A付き上映
ギブニー監督の告発ドキュメンタリー中でも、これはかなりやばい。警察が捕らえられないロキンアイランド乱射事件の訳あり犯人を隠し撮りで顔さらしちゃった!
それにしても、先週のボビー・サンズ・ドキュメンタリーといい、当時のアイルランドは近隣が敵対する戦争、惨い。
昨晩、BBC4で放映。ボビー・サンズがハンガーストライキを始めてから亡くなるまでの66日間の再現を交えたドキュメンタリー映画。
ドラマ化したものではスティーヴ・マックイーン監督HUNGER/ハンガー 静かなる抵抗という傑作があって、出来は断然そちらが上だけど、当時の映像や関係者の話は生々しい。
神のようなものになろうとしたのではなく、オールドファッションな、ほとんどビクトリア期の義務感みたいなものでストライキ続行したという意見が、なんだか納得できる。功名心では、あんな辛いことはできないよなあ。