2016年9月 のアーカイブ

海よりもまだ深く We Are X オリエンタルデー?

第60回ロンドン映画祭プレス試写10日目

 

After the Storm (海よりもまだ深く)

いつもながら良い是枝裕和監督作。ああいう団地で年老いて死んでいく人って、悲しいようだけど普通にある庶民の人生とも言えて、もの悲しいような愛おしいような描き方の具合が抜群。こないだ観たセトウツミの池内壮亮がこちらにも出てた。売れっ子なのね。

公式サイトhttp://gaga.ne.jp/umiyorimo/

 

The Bacchus Lady

おばあちゃん売春婦が主人公でもセクシー系のことより、いかに老いるか、死ぬかということがメインの話。こちらは韓国の映画で、今日は東洋の映画が並ぶ試写。

 

We Are X

予想より良かったX JAPANのドキュメンタリー。今回、今日までに参加できた試写では、終了後に拍手が出たのはMoonlightに続き2本目、エンドロールが全部終わるまで残ってる人の多さでは一番かも。小さい頃に自殺で父親を亡くした怒りをドラムにぶつけたリーダーのもと、洗脳されて一度は脱退したリードボーカルに、ベースとギターが自殺というバンドのストーリーの後には、ドラマチックで規模の大きいX JAPANの楽曲がしっくりはまって、エンドロールに流れるステージ部分に見入ってしまう。サンダンスで編集賞とってるのか。確かに見せ方が秀逸。

公式サイトhttp://www.wearexfilm.com

ケリー、フランコ組はまたも実話から

第60回ロンドン映画祭プレス試写9日目

 

A Dark Song

亡くした息子に会いたい女性が、ブラックマジックみたいなことができる男性を雇う話。ストレートなオカルトではなく、その男が詐欺師ではという疑いを抱かせるスリラー仕立て。どちらに行くかと思わせて…個人的にはこっちじゃない方が良かったな。男を演じるのがSightseersのスティーヴ・オーラム。シリアスもなかなか。

 

Mirzya

この映画祭での10月6日のお披露目がワールドプレミアだそう。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/Mirzya

 

King Cobra

I am Michaelのジャスティン・ケリー監督とジェームズ・フランコのコンビ。上手いクリスチャン・スレイターも出てくるし、懐かしのモリー・リングウォルドも。ブレックファスト・クラブとかの初々しい頃しか知らなかったけど、けっこういろいろ出続けてたみたい。今回も実話が基で、ゲイポルノ界の殺人事件の話。登場人物の誰にも感情移入できないから心揺さぶられることがない分、業界のえげつなさが際立つ。

カメラ前で自然なのはスマホ時代の子たちだから?

第60回ロンドン映画祭プレス試写8日目

 

Pyromaniac

放火魔というタイトル。優等生的2枚目の青年が犯人と最初から明かされていて、いつバレるかというスリルで見せる。ダンス・ダンス・ダンスの五反田君を思わせるようなキャラだけど、あそこまで深くない。スリラーとしてはなかなかだけど。

 

All This Panic

ドキュメンタリーコンペ作。ティーンの女の子たちを数年に渡って追ったもの。無邪気にはしゃいでいた半分子供みたいな頃から、学校も終わっていろいろ考えなきゃいけない頃に移っていく微妙な時期をよくとらえてる。どうしてカメラ前であんなに自然でいられるのかにも驚く。今時の子たちは撮られなれてる?撮る人への信頼?

 

 

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イノセント15 甲斐博和監督登壇

先日、登壇無しで観たので、今回は登壇部分のみ。

ケン・ローチ監督

第60回ロンドン映画祭プレス試写7日目

 

Divines

ロマの少女が主人公。前半のロマが暮らすバラック街や通う学校などドキュメンタリー並みにリアル。はしこい女の子は、悪いことで荒稼ぎを狙うも…。途中の警備員兼ダンサーの青年との絡みなど、話の盛り上げ方、見せ方が上手い。すでにカンヌのカメラドールなど受賞で、今回は新人監督賞候補

 

Sieranevada

法事に集まった親族の様々な問題が表出。洋の東西を問わずによくありそうな場面で、ルーマニアのいろいろ大変そうな政治状況なども交えて見せるコメディ会話劇。

 

Lupa Under the Sun

一人暮らしで日雇いの果物摘みをして暮らしているおじいさんの物語。いかにも寂しい暮らしぶりが予想通りの結末を迎えてしまい、もうちょっとひねりがほしいとこ。

公式サイトhttp://rrcinema.com/lupe-bajo-el-sol/

 

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ケン・ローチ監督 映像作家賞授賞式+トークイベント

80歳になられたのに、カンヌで最新作がパルムドールだし、トークもしっかりのローチ監督。3本試写してから移動してきたくらいでヘロヘロに疲れてる自分が情けない。80歳まで現役で働けるよう体作りしなきゃ。

ディティールとキャラ

第60回ロンドン映画祭プレス試写6日目

Heal the Living

事故で脳死状態になった少年の臓器移植の話。人の生死に関わる話をことさらドラマチックにせずに、きめ細かく追うことで見せる。上手い。グザヴィエ・ドラン監督作によく出てるアンヌ・ドルヴァルも出演。相変わらず良い具合に生活感出せる女優さんだなあ。

 

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セトウツミ

ケンタとジュンとカヨちゃんの国がとっても良かった大森立嗣監督作。瀬戸と内海という男子高校生2人の会話劇。漫才コンビみたいな名前通り、漫才みたいな会話が高校生のリアリティを持って流れるように続く。二重生活にも出てた菅田将暉が瀬戸役。よし覚えたぞ。相方の内海は池内壮亮、初めて見たと思ったらラスト サムライの子役だった!すっかり大きくなって…。両者とも達者な演技で笑わせてくれる。笑かすばかりじゃなく、青春のモヤモヤもある。キャラクターの魅力で見せる部分が多でキャラクター創造者の功績が大きいけど、漫画が原作だった 続きを読む ‘ディティールとキャラ’

築地

第24回レインダンス映画祭5日目

Tsukiji Wonderland

築地魚市場だけで2時間のドキュメンタリーを面白く見せる。すごいや築地。美味しそうだし、日本文化だし、英語タイトルだし、海外向けの観光客誘致かと思いきや、無くなっちゃうのか。記録に残すためなのね。行ったことないから、無くなる前に行かなきゃ。って、観光客誘致にもなってるか。

公式サイトhttp://tsukiji-wonderland.jp

女優、今昔

第24回レインダンス映画祭4日目

 

Lost Youth他短篇特集 木村太一監督ら登壇

スタイリッシュな映像と思ったら、ミュージックビデオで活躍してる監督。納得。

公式サイトhttps://vimeo.com/taichikimura

 

二重生活

門脇麦、初めて見たけど、とても良い。出てた人は最近よく見るリリー・フランキーくらいしかわからなかったけど、エンドロールに烏丸せつこの名前。セクシー女優だった20年前くらいの姿で記憶してるもんだから愛人役?とか一瞬思ったけど、なわけないな、もう、けっこうな歳のはず、おばあちゃん?いや、そこまでじゃないか、あっ、ゴミ出し見張りおばさんだ!と気がついて、けっこうショックでした。

公式サイトhttp://nijuuseikatsu.jp/sp/index.html

イギリスのティーンと日本のティーン

第60回ロンドン映画祭プレス試写5日目

Spaceship

新感覚の若者映画。大人と子供の中間にいるような子たちが、空想と現実の中間くらいで生活してる感じ。一方で、ミリタリーも身近にあり、ラリってふらふらしてるか、ミリタリー行くくらいしか若い人の選択肢がないイギリスの地方の雰囲気もちゃんとある。現実に着地したようで、そうじゃないとこを残してるのが良い。アレックス・テイラー監督、期待の新人のようだ。

公式サイトhttp://www.ifeatures.co.uk/spaceship2.html

 

レインダンス映画祭に移動

イノセント15 

こちらはきつい生活の中にいる日本の15歳が主人公。作品の完成度はまだまだでも、主演の男の子と女の子が説得力ある。

公式サイトhttp://innocent15.toca.tokyo

さすがのジブリと変な2作

第60回ロンドン映画祭プレス試写4日目

 

The Red Turtle (レッドタートル ある島の物語)

シンプルな絵がアーティスティックなジブリ作品。日仏ベルギー合作というので納得。タイトル見て浦島太郎の映画化なのかと思ったら、ヒネリがあってユニバーサルな物語になってる。

公式サイトhttp://red-turtle.jp/sp/index.html

 

Wild

思いがけず近所で見かけたオオカミに恋する女性の話。途中、職場情事みたいな場面もあって、オオカミ経由で性的にワイルドって話かと思いきや、真正野生な女だった。野生になっていくスピードが速過ぎて、抑えたほうがもっと良い映画になったのではという気もするけど、エロ映画としてこういうのが好きな人もいそう。

 

Indivisible

可愛い双子の歌う姉妹が主人公。見るからにすぐ切り離せそうなふうに腿のあたりがつながってるという設定で、手術してほしい彼女らと反対する父親。って変な話だけど、可愛い双子の熱演で許されるんだろうな。インディアンのコスプレで歌ってたリンリン・ランランという双子歌手がいたなーなんて懐かしいことを思い出した。

 

レインダンスが密入国者の人間ドラマで開幕

第60回ロンドン映画祭プレス試写3日目

 

Ten Years

映画そのものより、この映画がそこまで話題になっている状況が興味深い。イギリスから中国に移った香港、やっぱり、しんどいのかなあ。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/hktenyears

 

Down Under

大味なドタバタコメディが悲惨なことになって驚くうちにセンチメンタルに締められちゃった。

 

 

第24回レインダンス映画祭開幕に移動

Problemski Hotel マニュ・リッチー監督&スティーヴ・ホーズ(脚本家)登壇

開幕映画は密入国者の収容施設を舞台にした人間ドラマ。問題はシリアスだけど、普通の人としての可笑し味もあってバランスの良いドラマになってる。

公式サイトhttp://www.problemskihotel.be/site/chapter/item/188

 


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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