Sembene!
アフリカ映画の第一人者で、アフリカの監督としては初めてカンヌの審査員を務め、2007年に亡くなったウスマン・センベーヌ監督のドキュメンタリー。内容は社会派、映像はアーティスティックで力強い映画を作り続けた。フランスの軍隊の酷い行いもしっかり映画にして、フランスで公開禁止されたのが、10年後の1998年にようやく公開とか、歯に衣着せぬ映画と人柄。
公式サイトhttp://www.sembenefilm.com/
The Measure of a Man
ヴィンセント・リンドンがカンヌで最優秀男優賞を獲得。失業中の男(リンドン)から始まって、次第にその家族や、やっと見つけた仕事場での様子が丁寧に追われる。タフな暮らしの中、ささやかな幸せを守ろうと、コツコツ地道に働くが…。“男の尺度”というタイトルを、見終わってしみじみ考えさせる地味に良い映画。
公式サイトhttp://diaphana.fr/film/la-loi-du-marche
Brand: A Second Coming
ラッセル・ブランドのドキュメンタリー。ニュースで知ってたつもりの数々のお騒がせ事件だけど、その倍くらい、いろいろやらかしてる人だったのね。それなのに笑えて好感を持って観終えられるとは、プロモーション映画としてなら上出来かも。お父さんと別れて暮らし、お母さんはガンを患ってるって、昨日観た映画と同じ。こちらは両親とも健在だけど、基ネタはブランド家?
公式サイトhttp://www.brandthefilm.com/