2015年10月 のアーカイブ

第59回ロンドン映画祭そのほか Fargoシーズン2

ロンドン映画祭中に観られなかった映画をオンライン試写で

 

An(あん)

やっぱり、いいなあ、河瀬直美監督作。やっぱり、いいぞ、樹木希林、永瀬正敏。始めて観たけど、よかった内田伽羅。

公式サイトhttp://an-movie.com

 

My Love, Don’t Cross That River

「おまえ100まで、わしゃ99まで」的韓国ドキュメンタリー。おじいさんとおばあさんのあまりの可愛さに涙。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/mylovedontcrossthatriver

 

Right Now, Wrong Then

ベルリンで感銘を受けたホン・サンスー監督作だったので観てみた。ベルリンで観たのより、さらにこじんまりとしたインディーっぽい映画。いい感じ。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/jeonwonsamovie

 

Happy Hour(ハッピーアワー)

不気味なものの肌に触れるが良かった濱口竜介監督作。後半に行くほど入り込んで観てしまう切実さで、ダレないガッツリ5時間越え長尺。

公式サイトhttp://hh.fictive.jp/

 

先週からFargoのシーズン2が始まった。登場人物もストーリーも前回とは全く別物で、マーティン・フリーマンとかも出ない。映画とは前回より、さらに離れた感じ。地味目なオープニングだったけど、最後にキルスティン・ダンストとか出てきて、これから面白くなってきそう。

ところで、ダンストの夫役が、Black MassThe Programの両方で印象的だった人。マット・デイモンをジミー大西よりにしたような個性的ルックスで、売れっ子のようだ。ジェシー・プレモンスというのか、よし、おぼえたぞ。

公式サイトhttp://www.channel4.com/programmes/fargo

 

第59回ロンドン映画祭閉幕

Steve Jobs

ダニー・ボイル, マイケル・ファスベンダー, ケイト・ウィンスレット, ジェフ・ダニエルズ, マイケル・スタルバーグ, キャサリン・ウォーターストン, アーロン・ソーキン会見

この面子だから、そりゃ当然面白いけど、最後が綺麗にまとめすぎと思います。まあ、そこで感動する人はするだろうけど。

公式サイトhttp://www.stevejobsmovie.co.uk/

第59回ロンドン映画祭11日目

My Skinny Sister

ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門(未成年向け部門)の最高賞クリスタル・ベア受賞。拒食症になってしまったティーンエージャーの姉を、妹の目から描く。子供にもわかりやすく、大人でも楽しめる具合に上手く作ってある。

公式サイトhttp://myskinnysister.tumblr.com/

Dheepan アントニハサン・ジェスハサン&カイリアスバリ・ス二ヴァサン登壇

カンヌ最高賞パルム・ドール受賞。とてもバランスがいい。スリランカの情勢や、移民の暮らしのリアリティに迫る社会的な視点を保ちつつ、ガッツリと愛のドラマ、かっこいいとかじゃない殺し合いの世界を迫力のアクションで見せる。預言者ではハードな世界を、君と歩く世界では濃い愛を見せたジャック・オディアール監督、今回はそれを混ぜて、さらにプラスアルファしたような秀作。登壇した主役と相手役、映画に近い境遇から出てきた人たちだった!

公式サイトhttp://www.ugcdistribution.fr/film/dheepan_252

第59回ロンドン映画祭10日目

The End of the Tour

2008年に自殺したアメリカの作家デヴィッド・フォスター・ウォレスをジェイソン・シーゲル、生前のウォレスを家まで訪ね、泊り込んでインタビューしたローリング・ストーン誌ライター、デヴィッド・リプスキーをジェシー・アイゼンバーグが演じる。バンダナをかぶったルックスとか、シーゲルは良く似せてるように思うけど、ウォレスの友人が、似てない、映画はダメ、みたいなこと書いてるのを見つけた。後で読んでみようっと。

公式サイトhttp://a24films.com/films/the-end-of-the-tour/

第59回ロンドン映画祭9日目

Truman

ガンの延命治療をしない決断をした男(リカルド・ダリン)とその友(ハビエル・カマラ)を主人公にしたコメディドラマ。そういう状況なのに軽口をたたきあえる友人関係にグッとくる。ダリンは毎年のように何か新作を観てる気がするけど、カマラは初めて観たかも。冗談ぽい中に、時々感情があふれそうになる感じとか、2人ともとっても良い演技。トルマンは1人暮らしで闘病中の男の相棒みたいな犬の名前でした。2人に負けず劣らず良い演技のワンコ。

第59回ロンドン映画祭8日目

Carol  トッド・へインズ, ケイト・ブランシェット, ルーニー・マーラ, フィリス・ナジー, エリザベス・カールセン, クリスティン・ヴァション会見

とっても綺麗なキャロル(ケイト)と、とっても可愛いトリス(ルーニー)。その2人が一目会ったその日から…。モガとかモボとかの時代だろうか、洒落た衣装はサンディ・パウエル。

Chronic

看護師の話。プロファッショナルに手際よく、穏やかに患者さんをみる看護師。でも、何かありそうな…というのを、ティム・ロスが抑えた演技で巧みに表現。意外な終わり方も良い。カンヌで脚本賞。

公式サイトhttp://www.chronic-lefilm.com/

11 Minutes

次々にいろんな登場人物が出てきて、同時進行でそれぞれ進む。最後、どうつながるかと思ったら…終わりのクールさでは今回の映画祭一かも。ドラムロールが効いてます。さすが、イエジー・スコリモフキス監督、建物の中で大騒ぎの音だけ聞かせて、外壁をなめるように写してるシーンとかしびれます。

 

第59回ロンドン映画祭7日目

The Lady in the Van ニコラス・ハイトナー、アラン・ベネット、マギー・スミス、アレックス・ジェニングス、ケヴィン・ローダー会見

ホームレスおばあさん(スミス)が家代わりにするバンを、自宅前に停めるのを許し、何かと面倒をみたベネット自身の実話が基。なんて良い人なんでしょう。自己流の理論で押し通すおばあさんに、困りながらも、関係を保つ脚本家が可笑しい。感動ものではなくて、コメディタッチで軽めに仕上げてるのが良い。

公式サイトhttp://www.bbc.co.uk/bbcfilms/film/the_lady_in_the_van

My Scientology Movie

ルイス・セローがサイエントロジーを取材するドキュメンタリー。取材を拒否されて、現在の長であるデビッド・ミスキャベッジ役とか、一番有名な信者トム・クルーズ役をオーディションして、再現ドラマみたいなのを作り始めたところ、向こうから妨害にやってくるのを撮る。なんてクレバーな取材方法!けっこう笑えるけど、この宗教団体が持ってる勢力を考えると笑ってばかりもいられない。

公式サイトhttp://film.britishcouncil.org/my-scientology-movie

第59回ロンドン映画祭6日目

The Lobster 

ぶっ飛んだSFチックな笑えるラブストーリー!もうすぐ公開で、あちこちに貼ってあるポスターの感じから、しっとりしたラブストーリーかと思ってたよ。ベン・ウィショーのちょっと怖いようなキャラがツボ。

公式サイトhttp://www.lobsterfilm.ie/

A Bigger Splash

こっちは軽めの洒落たラブストーリーなのかと思ったら、軽く装ってた表面がはげて、違うことになっちゃう映画だった。

公式サイトhttp://www.luckyred.it/a-bigger-splash

Our Little Sister (海街diary) 是枝裕和監督登壇

こちらは予想通りに良い映画。イギリスの観客もちゃんとその良さはわかってるよう。

公式サイトhttp://umimachi.gaga.ne.jp/

第59回ロンドン映画祭5日目

Black Mass

主役ジョニー・デップの脇を固めるのもベネディクト・カンバーバッチ、ケヴィン・ベーコンほか主役級ズラリの豪華ギャング実話もの。みんなモデルに似せようと太ったり禿げたりが、なかなか楽しい。デップは頬がそげて見えるけど、時々ふっくらしてたり、頬げっそりもシャドウ入れてるとわかるシーンと、横向いても頬スッキリシェイプの時が混在。結局、役のため、痩せたんだか太ったんだかわからずじまい。カンバーバッチとか、おおかたの人はちょっとどっしりめになってた。ベーコンの警部かなんかボスっぽい警察の人と、ジュノー・テンプルのヤク中娼婦は、いつもの雰囲気そのままではまり役。それはそれでさすが。

公式サイトhttp://www.blackmassthemovie.com/

下は一般上映で。ここまでの今回ロンドン映画祭分はプレス試写でした。

Son of Saul  ラースロー・ネメス監督&ラヴェンテ・モルナー登壇

カンヌのグランプリ作。ユダヤ人収容所に連れてこられるも、殺されずに死体の始末とかの仕事をさせられてる中の1人サウルが、殺された少年を何とか埋葬しようとして…、タイトルから想像がつくようなシンプルにハートブレーキングな話と思いきや、どんどんわからなくなる。いろんな解釈を許す懐の深い映画でした。どう解釈しても変わらない悲惨さ。上のがエンタメ的な面白さとしたら、こちらは映画祭的な面白さ。

公式サイトhttp://www.laokoonfilm.com/movies/item/son-of-saul-saul-fia

第59回ロンドン映画祭4日目

The Assassin

タイトルと写真から、竹やぶビュンビュン飛んだりする中国映画かと思いきや、じっくり、ゆっくり話が進み、アクションもあるけどストーリーと美を重視してる映画でした。凝ってる衣装やセットに、花や緑に滝と画面も綺麗。太鼓の音や、踊りも面白いと思ったら、工作人員(中国語でスタッフのことをそう言うのですね、スパイみたい)の中に能楽師の字も見えた。能楽をこう見せるとは新鮮。黒衣の刺客として、日本公開中です。

公式サイトhttp://www.kokui-movie.com/

 


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

カテゴリー

2015年10月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

アーカイブ