製作年が今年!のドキュメンタリー映画2本、もうテレビ放映。
I Am Breathing
運動ニューロン病で死期を待つばかりのまだ年若いパパ、ニール・プラットのドキュメンタリー。もともと活動的だった青年が、手が使えなくなり、歩けなくなり、呼吸にも補助が必要になって…と、どんどん体の自由を奪われていく。下のサイトからも見られる本人の残したブログからもわかるように、最後までユーモアを失わないのに打たれる。まだ赤ちゃんの息子に残した品々に泣く。
公式サイトhttp://www.iambreathing.com
Black Fish
こちらは、いくつかの映画祭で上映があったのに見られなかったもの。テレビで見れるとはラッキー!殺人シャチのように思われてる、ショーのおねえさんを死なせたティリクムはじめ、水族館のシャチの話。大きな体には小さすぎる水槽で飼われていたり、生んだ子が別の土地に運ばれてしまう母シャチが悲痛としか言いようがない声で鳴いていたり、虐待そのもの。おねえさんの同僚でさえ、ティリクムがどれだけストレスフルな状況にあったかと、おねえさんだけでなくティリクムにも同情してる。水族館ショーを見る目が変わってしまいそう。