Silence in the House of God
昨年のロンドン映画祭ドキュメンタリー賞獲得作。でも、見ずじまいだったんだよねー映画祭中には。他のコンペ参加ドキュメンタリーも良作揃いだったから、どれだけ良いんだと思ってたものが早くもテレビに登場。
うーむ、パワフル。しゃべれない障害を持った子、中でも親が手話を解さない子を選んで、性的虐待をしてた聖職者はじめ、綿々と続くキリスト教会内部の少年への虐待を追っている。題材の重さもさることながら、勇気を出して、しゃべれないながらも声を上げた元被害者たちが手話で語る様子、ニュース映像や再現の挟み方なども良い。
公式サイトhttp://www.hbo.com/documentaries/mea-maxima-culpa/index.html
My Afternoons with Margueritte
こちらもテレビで。本もまともに読めない男と、公園で本を読むことを日課にしている老婦人との一風変わった友情のお話。ジェラール・ドパルデュー演じる主人公が、頭が悪いことで、からかわれたり、トラブルを起こしたりしながらも、地域の中でちゃんと居場所があって、仕事も持って、恋人までいて、それなりに平和に暮らしているのがほのぼの。幸せになるのに、頭の良さなんか必要ない、心の良さのほうが大事、と思わせてくれる。
0 フィードバック to “昨年のロンドン映画祭ドキュメンタリー賞”