ロンドン映画祭試写6日目 ()内は映画祭カテゴリー
Ernest & Celestine (Family)
今回の試写では初のアニメ。くまのアーネストとねずみのセレスティーヌのお話。風景とか筆の勢いがわかるようで、2Dアニメの良さたっぷり。愛らしい絵本みたい。小さい子にも大人にも楽しいユーモアもあって、上質の家族向け映画。
クリップ: Ernest et Célestine – Clip 2 on Vimeo
※アーネストとセレスティーヌとして東京国際映画祭で上映予定(10月17日追記)
Rust and Bone (Official Competition)
列車に乗る小さな男の子と父親らしき男。「お腹空いた」という男の子、ゴミ箱をあさり始める男、かぶさる音楽…という出だしで、もう泣きそうになったけど、ホームレス親子の話ではなく、わけあり風の男と女が出会う話だった。でも、普通のラブストーリーでなく、はじめから意外な展開がある。途中まですごくいいだけに、最後がとってつけたようにまとめてる気がする。でも、切羽詰った男女のオリジナルなラブストーリーなのが高得点。
公式サイトRUST AND BONE
Our Children (Dare)
病室の女性、飛行機に積まれる棺の列という出だしの悲劇から、一転、元気だった頃の女性にさかのぼって話が始まる。悲劇が何なのかという興味で引きつけるかわりに、薄々予測がついてくるにつれ、最後、やっぱねーと確認するだけで終わる感じになるのが難点かも。