2012年6月 のアーカイブ

素晴らしくお下劣なキラー・ジョーと、JLo&キャメロンDで見せるラブコメ

6月22日

Killer Joe  + 監督Q&A

大悪党マシュー・マコノヒー、小悪党エミール・ハーシュ、お馬鹿なトーマス・ヘイデン・チャーチ、不思議ちゃんジュノー・テンプル、悪女ジーナ・ガーション、みんな大ハマリ。それが組んず解れつグチャグチャなことになっていく。客席からオーッと声が上がってた絶妙な終わり。

公式フェイスブックKiller Joe | Facebook

Q&Aも、エクソシストを大賞賛しているマーク・カーモードが司会ということもあってか、大御所ウィリアム・フリードキン監督がチャーミングに言いたい放題で面白かったです。

6月27日

What to Expect When You’ re Expecting

ゆるいラブコメだけど、ジェニファー・ロペスや、ビキニみたいな恰好で踊るキャメロン・ディアスほか美人女優たくさん。クリス・ロックも笑わせてくれて、ゆるいなりにOKでしょう。

公式サイトWhat to Expect When You’re Expecting | Official Movie Site

恋愛だけじゃダメかしら?として2012年12月15日より公開予定。(2012年11月4日追記)

見てから読んでも面白かったKite Runner

The Kite Runnerを読んだ。

数年前に君のためなら千回でもも見たけど、だいぶ原作を端折ってたのね。原作をそのまま映画化したら軽く5時間とかいきそうだから、無理もないけど。でも、端折ってない分、原作の方が深く感動できる。

母国アフガニスタンの現状を憂えて、著者カーレド・ホッセイニはチャリティも設立したんだそう。やはり自分の故郷を自分の目で見て書いた物語だったのか。ストーリーテラーとしても一流のホッセイニ、強い動機があってテクニシャンでもある鬼に金棒みたいな作家だなあ。

日本語版君のためなら千回でも(上巻) (ハヤカワepi文庫)も出てるけど、英語版も、わりと読みやすい英語だったのでお薦め。

日本のお家芸アニメ

一昨日は、鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星のイギリス・プレミアで監督とプロデューサーのQ&Aつき。

質問するイギリスの少年、少女、もうちょい年上のお兄さん方が日本のアニメに詳しくって驚く。

さすが日本のお家芸。

生涯現役

ダイヤモンド・ジュビリーの公休終了。昨日までお休みで、土日と4連休の人も多かったようだ。

お若くて女王になられたから平均寿命くらいでゴールデン・ジュビリーだったわけだけど、在位60周年とはご長寿万歳だ。

女王と言えば、数年前、エジンバラでお姿を拝む機会に恵まれた。通りかかったバルモラル城で、ちょうどお出かけの車が出るところだった。やはりたまたま居合わせたような観光客らしい数人と門前から見学。車に乗り込むところから、そのまま門を通り過ぎる車中の女王をお見送り。パレードじゃないから大げさなこともなかったけど、砂色の上品なワンピースみたいなものをおめしのお姿は威厳があった。

ご高齢なのに、ちゃんとお役目果たしてるのが凄いなあー、というのは、ショーン・コネリーに抱いた感想と同じ。エジンバラ国際映画祭の取材中で、映画祭の顔として登場する映画祭パトロンのコネリーを見て、毎年、そう思ってた。年齢的にも、コネリーの方がちょっと若いくらいで近いはず。

考えてみたら、王とか陛下とかは、生きてる限り、ずっと公務についてるわけなのね。ほんとの生涯現役。コネリーとかも、俳優業は引退したにしろ、外に出たら大スターとして見られることに変わりなく、それは引退しようもないし。大変そうだなあ。

消えてしまいそうな国

ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭と同時期でバタバタするうちに書きそびれてたヒューマン・ライツ・ウォッチ映画祭。ゲイ映画祭と人権映画祭というと対極みたいだけど、意外に近いものがある。今年はゲイ映画祭にゲイ+黒人であることの差別と戦うみたいな映画もあった。人権映画祭の方でみられたのは2つ。

3月22日

The Island President + 討論会

毎年、この映画祭では、映画を見て初めて知ることがある。モルディブが海に沈みそうなことも、長らく独裁制だったのも、この映画の主人公ナシード大統領の登場でいい方向に向かいかけたと思いきや2月にクーデターがあったのも、全て知らなかった。この映画については、ビッグイシュー日本版|バックナンバー(192号バックナンバーに移ってました。6月14日リンク張替え)で監督インタビューしてますので、よろしく。

公式サイトTHE ISLAND PRESIDENT—A Documentary Film By Jon Shenk

南の島の大統領――沈みゆくモルディヴとして東京国際映画祭で上映予定(10月17日追記)

※2013年8月10日より公開決定(2013年8月8日追記)

3月24日

The Price of Sex + 討論会

こちらは映画やドラマの題材にもなっていて、知ってるような気がしていたヒューマン・トラフィック。内情を見ると、やっぱり知らないことだらけ。自分の無知を知る映画祭。

公式サイトThe Price of Sex


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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