昨日BBCで震災の子どもたちのドキュメンタリーがあった。
将来、放射能の研究家になりたいという女の子や、重機の運転手になりたいという男の子は、亡くなった友達の話をする子ども同様、まさに震災の子どもたちを感じさせる。
ライトが点滅する避難区域が窓から見えるくらいに近い小学校に通う子どもたち、親が放射線量を測りながら外で遊ばせる姿はインパクトがあった。あれを見てたら、山本太郎とか藤波心みたいな人が出てくるのも無理ない。噂に聞いてた両者とも、ベルリンでの岩井俊二のドキュメンタリー(ベルリン映画祭終盤)で、やっと見られたわけだけど。
今回のベルリンでは、ほかにも舩橋淳(ベルリン映画祭中頃とブリッツその後)、藤原敏史ドキュメンタリー(ベルリン映画祭終盤)で、前者では朽ちた牛に、対照的に後者ではきれいな風景にショックを受けた。見逃してしまった平林勇監督の短編『663114』もスペシャル・メンションを受けたから、よい作品だったに違いない。
こうして、いろいろな人がいろいろな映像を残すことが、まずは大事と思う。
公式サイトBBC Two – Children of the Tsunami
ニュースでも取り上げてた。BBC News – Fukushima child’s playtime starts with a fallout check