もうすぐオープンの、ハリポタ・ツアー取材。正式名称はワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー・ロンドン ザ・メイキング・オブ・ハリー・ポッターと長い。
撮影時に見せてもらって、すごいと思ったものは、全部ちゃんと展示されてた。さすが無駄がない。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
もうすぐオープンの、ハリポタ・ツアー取材。正式名称はワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアー・ロンドン ザ・メイキング・オブ・ハリー・ポッターと長い。
撮影時に見せてもらって、すごいと思ったものは、全部ちゃんと展示されてた。さすが無駄がない。
ロンドンにいると、思いがけない日本映画を見られたりする。
今回は日本でも見たことがなかった三島由紀夫と寺山修司作品がテート・モダンで上映された。
Shuji Terayama : ’Who can say that we should not live like dogs?’という寺山修司特集。
3月16日プログラム1ザ・マーシャル・シアター
ジャンケン戦争
2人の青年がひたすらジャンケンし、勝ったほうが負けた方をいたぶる短編映画。そこにヒットラーの演説の声がかぶる。戦争の愚かしさみたいなものを表現したのかな。
こちらは三島由紀夫が、原作、脚本、監督、主演、美術までやってる短編。当時見たら、三島のなかなかの演技力を賞賛できたかもしれない。切腹して亡くなったのを知っている今見ると、切腹シーンが真に迫ってて怖い。
トマトケチャップ皇帝
子どもが支配する国を描いた短編。子どもが大人を狩ったり、女性をはべらせたりと、なかなかグロい。子どもと女性たちが裸で絡むような映画、今だと児童ポルノとして捕まるんじゃなかろうか。
実際に交わされた三島と寺山の会話を、パフォーマンスでやるというのを楽しみにしてたら、予定変更で無し。別の日のライブ・パフォーマンスを見ることにする。
3月23日プログラム4テラヤマ・ライブ
ローラ
短編映画で、画面から挑発する踊り子さん(ストリッパー?)に、オリジナル・キャストの森崎偏陸が、観客席から画面に飛び込むパフォーマンスを披露。アングラの雰囲気たっぷり。
審判
こちらも短編で、森崎のほか観客も参加して、スクリーンに釘打ちパフォーマンス。皆さん楽しそうでした。
昨夜、チャンネル4でSri Lanka’s Killing Fields: War Crimes Unpunishedを見た。昨年の6月に放映され、国会でも取り上げられたドキュメンタリーSri Lanka’s Killing Fieldsの続編。昨年の放送後、まだ戦犯が裁かれていないということでの再アピールのようだ。キャスターは、やはりジョン・スノー。
生々しい戦争犯罪の映像。ひどいことをされたとわかる女性や子どもの遺体、頭を撃ち抜かれる男性…。
見逃していた元も見なくてはと思うけど、昨日の映像だけでショック。少し時間を置いてから、見るかも。
一昨日の深夜にテレビ放映のハードキャンディを見る。エレン・ペイジのJUNO/ジュノ 以前というので、見たいと思っていた映画。
どんどんものすごい話になっていくのが、出だしのナチュラルさがいいだけに、なんだかなあーだが、ほぼパトリック・ウィルソンとの2人劇で緊迫感はある。必殺仕置き人みたいなことになってるペイジが、どうしてなのかという説明はない。(説明できない?)
映画の出来としてはJUNOのほうが全然いいけど、ペイジとウィルソンの演技は堪能できる。こっちを先に見たとしても、やっぱりペイジがすごい新人というのはわかる。
昨日はNMEアワーズがあった。最近、とみに学者みたいな風貌になってきたジャーヴィス・コッカー率いるPULPが登場したり、ノエルがゴッド・ライク・ジニアス受賞、最後はDon’t look back in angerでしめて、なかなか盛り上がる。オアシスの曲やらないというわけじゃなかったのね。
カサビアンが受賞のスピーチの時に、デイビー・ジョーンズ追悼でモンキーズをアカペラで歌ったのもよかった。リアルタイムでは知らないモンキーズ、アメリカのグループと思ってたけど、ジョーンズはもともとイギリス出身というのを朴報で初めて知った。
昨日BBCで震災の子どもたちのドキュメンタリーがあった。
将来、放射能の研究家になりたいという女の子や、重機の運転手になりたいという男の子は、亡くなった友達の話をする子ども同様、まさに震災の子どもたちを感じさせる。
ライトが点滅する避難区域が窓から見えるくらいに近い小学校に通う子どもたち、親が放射線量を測りながら外で遊ばせる姿はインパクトがあった。あれを見てたら、山本太郎とか藤波心みたいな人が出てくるのも無理ない。噂に聞いてた両者とも、ベルリンでの岩井俊二のドキュメンタリー(ベルリン映画祭終盤)で、やっと見られたわけだけど。
今回のベルリンでは、ほかにも舩橋淳(ベルリン映画祭中頃とブリッツその後)、藤原敏史ドキュメンタリー(ベルリン映画祭終盤)で、前者では朽ちた牛に、対照的に後者ではきれいな風景にショックを受けた。見逃してしまった平林勇監督の短編『663114』もスペシャル・メンションを受けたから、よい作品だったに違いない。
こうして、いろいろな人がいろいろな映像を残すことが、まずは大事と思う。
公式サイトBBC Two – Children of the Tsunami
ニュースでも取り上げてた。BBC News – Fukushima child’s playtime starts with a fallout check