朝から晩までロイヤル・ウェディング一色だったBBC。ITVもそれに近く、チャンネル4と5がちょぼちょぼという感じ。
アメリカ製のテレビ映画版ロイヤルカップル物語を流してたチャンネル5は、どさくさに紛れた?安っぽいとか、さんざんに言われながらも、ウィルとケイトを演じた2人が先週あたりはBBC他でもインタビューされたりはしてた。ケイトを演じた女優さんがカミラという名前というのだけ、ちょっと面白かったけど、トレーラーだけで見る気も失せるお手軽さ。
前評判では盛り上がりに欠けるとか言われつつ、それなりには盛り上がったように見える。昨日、窓からユニオンジャック吊るしてる家を見かけた。ワールドカップ時には白地に赤い十字のイングランドの旗を出してた家だった。ロイヤル好きとかサッカー好きとかいうより、お祭り好きなのかも。
フェイスブック世代のプリンス&プリンセスとか呼ばれたりしてる2人、バルコニーでのお目見え後もお出ましのサービス。よく式場からのカップルが乗ってるようなバルーンとかテープとかで飾ったオープンカーを、バッキンガムから、すぐ近くのクラランス・ハウスまで隣にケイトをのせたウィリアムが運転してた。チャールズが若い頃、エリザベス女王からプレゼントされたというコンバーチブルだそう。こちらも若かりし日のダイアナがボンネットに横座りしてる写真も紹介されてた。
チャールズ、ダイアナの時と比べる人が多かったけど、ちょうど30年前だったらしい。ダイアナのドレスのゴージャスさも、イケイケの80年代だったからか。その挙式の時のダイアナを、英国王室への生贄の羊みたいだったと言ったのは、ご意見番みたいなロッカーのビリー・ブラッグ。一昨年のレインダンス映画祭でも気炎を上げてたけど、相変わらず言いたいこと言ってた。ロイヤルな日に、こういう人を呼ぶチャンネル4のニュースもなかなか。(レインダンスのビリー・ブラッグはこちら 元ザ・クラッシュのミック登場!ジョー・ストラマーの死去をきっかけに誕生したチャリティー描く映画 – シネマトゥデイ ミックをフューチャーした写真を選んでますが、その向こうにいる人です。カッコ部分4月30日に追加)
ところで、フェイスブック世代のプリンス&プリンセス、ものの例えかと思ったら、実際、英国王室はフェイスブックもやってた。ほんとに、そういう時代なのね。The British Monarchy | Facebook