今朝のBBCテレビで、東京にいる記者が、フランスは、エールフランスに増便の要請を出し、また日本でも南の方に行くようにと、在住自国民に関東から離れることをすすめていると伝えた。
その記者を含めた在住イギリス人にイギリスがとっているのは、不必要な旅行を避けろということだ。
フランスが、原発事故に関してイギリスも持っていない情報をつかんでいるということではなく、今の状況をどう見るかが違うのではないか。フランスは、これから起こるかもしれないことを重く見て、イギリスは今の時点で起こるかもしれないパニックを重く見ているのでは。もし、そうだとして、英仏どちらが正確な予測かもわからない。各自、判断して、どうするか決めるしかないということか。
と、以上は朝に、ニュースを見て、あわてて(ロンドンにいながらパニック気味ですみません)、あげてしまったが、その後確認したら、不必要な旅行を避けろは、被災地近くには、という意味のことが英外務省サイトにのっていた。記者が言ったのもそのことか、それとも、外出は控えろという意味かもしれない。ともかく、記者はフランスとは違うアドバイスで判断が難しいというように言っていた。
イギリスでは、仙台から東京まで、在住イギリス人を運ぶバスの手配などはしているが、日本のガイドラインで大丈夫ということでは、昨日のブログであげたジョン・べディントンほか専門家の意見も変わらないようだ。
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