日本政府からの原発事故に関する発表は、海外渡航者への注意などもある英外務省のサイトにニュースとしてあがってきている。これを目安に、昨日のブログで書いたような記者、救援隊なども、日本に向かっているのだと思う。
日本のとっている対応についても、政府の科学顧問チーフであるジョン・べディントン教授は、避難区域の範囲は適切であるとし、長期間にわたって放射性物質が空高くまいあがり続けたことで大きな被害を出したチェルノブイリと比較するのは間違いであり、日本で起こっていることは全く別だとコメントしている。
ニュースの中には、東京のスーパーの棚が空っぽになっているのをパニックの兆候ととらえる見方や、大災害後、放射能漏れのストレス下に置かれた心理的なダメージを懸念する声もあった。
原発がトップニュースだが、数字として発表された被害状況や、感動的な救出劇についても報じていた。世界経済に与える打撃についてもふれるようになってきたのが、ショックから現実に目が向いてきた面もあるように感じた。