アカデミー賞英国王のスピーチ4冠とクリスチャン・ベイルの助演男優賞でイギリスが盛り上がったのはニュースが新しいうち、朝6時台までだった気がする。私はそのあたりまでだったな。
7時台には、既に見た映像の繰り返しになってきて、BBCとITVのアナが、受賞者みんなかけつけるバニティフェア・パーティー前に張って、受賞者を捕まえてインタビューしようとするあたりでは、もう、かなり覚めてきたぞ。だって、肝心のコリン・ファースとか、おおかたの受賞者を逃がしてやんの。
代わりにトム・ハンクスがけっこうしゃべって、終わりには「もう、いいの?僕がウェルシュ(クリスチャン・ベイルはイギリスのウェールズ出身)俳優とかなら、あと20分はしゃべらせてくれたはずだ」とか笑わせてくれました。面白いぞ、ハンクス、いい人そうだし。
でも、ちょっと期待しつつBBCとITVカチャカチャしながら見てしまって、肩透かし食うと、もともとそんなに見たかったか?という疑問が芽生えてしまう。だって、授賞式で、ちゃんとスピーチしてるわけだし、じっくり聞くなら、パーティー入る寸前とかじゃなく、もっと先でも落ち着いてからがいいわけだし。
9時台の、アカデミー賞過大評価しすぎじゃないかと議論してる番組には、もう賛成したい気になってた。そこで外に出る仕事でテレビから離れたせいもあって、戻って夕方以降のニュースで繰り返されてるあたりは、すっかり平常心。祭りの終わった後という感じだけど、みんながイギリス戻ってきたら、また盛り上がれるかな。