昨日はロンドン映画祭試写後、夜レインダンス映画祭。
ロンドン映画祭試写
A Screaming Man (Un Homme Qui Crie)/ア・スクリーミング・マン(英題)
公式サイトFilm : HOMME QUI CRIE, UN
老いていく父の、若さがまぶしいような息子に対する嫉妬が招く悲劇という、ギリシャ神話のような話。リゾートホテルのようなところのプールで働く父と息子。合理化で別の部署にまわされた父のとった行動が…
サイドカーに息子を乗せてバイクで職場への行き来をする父の姿は、最初、微笑ましいものだが、その同じサイドカーとバイクが最後には悲しい乗り物となるあたり、上手い。
What I Love the Most(Lo que más quiero)/ホワット・アイ・ラブ・ザ・モスト(英題)
お年頃の2人の女の子、ホリデー先のように見えるが、不慮の死を遂げたらしい父親が経営していた作業所の整理にやってきた1人とその友達らしいことが、徐々にわかる。上が、嵐の前兆のような不穏な空気が漂う映画なら、こちらは微風という感じ。女の子2人の会話中心にゆっくりと話が進む。ドラマチックなところも、わざと作らず、あえて淡々と見せていて、思わず、うたた寝。いつも、この2つの映画祭がダブるあたりは、睡眠不足になりがちなのです。大目にみてやってください。
レインダンスの方は、先日試写したALL I EVER WANTED/オール・アイ・エヴァー・ウォンティド(原題)のQ&A。楽しいエアボーン・トクシック・イベントのみなさんのお話は、映画ニュースにあがります。ミケル・ジョレット大活躍でした。