フランス映画恐るべし

ロンドン映画祭試写

PATAGONIA/パタゴニア(原題)

公式サイトPatagonia

ウェールズからパタゴニアに向かうカップルの物語と、パタゴニアから故郷ウェールズに向かう年老いた女と青年の物語が、それぞれに進む。パタゴニアに新天地を求めたウェールズからの移民が多かった時代の古い写真を大切に持っている老女。郷愁を感じて、ホロッとなる。ダフィーが出てた。歌も当然ダフィー。独特のハスキーボイスが映画の雰囲気を盛り上げる。

SPECIAL TREATMENT (SANS QUEUE NI TÊTE)/スペシャル・トリートメント(英題)

公式サイトrezofilms • Sans queue ni tête

イザベル・ユペールがすごい。いつもながら、目が離せなくなるような演技。娼婦と精神分析家のお話だが、ベッドを整える娼婦と、寝椅子を整える精神分析家をシンクロさせて見せたりする。両者とも、それぞれに消耗してしまっている。どちらも、人から吐き出されるものを受け止める仕事という意味では同じか。深みがあって、サラッと終わる感じが大人っぽい。さすがフランス映画。

HANDS UP (LES MAINS EN L’AIR)/ハンズ・アップ(英題)

公式サイトLES MAINS EN L’AIR

不法滞在の移民のお話を子どもの視点に落とし込んで見せる。最後にしっかりまとめているのが、気に食わないと思ったのは、上の映画の後に見たせいか。まとめて見せたおかげで、わかりやすくなっているから、こういう問題を描くには悪くないのかも。主役の女の子が将来美人になるだろうなあという感じに、とっても可愛い。

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