昨晩、チャンネル4で、来英する法王の問題をあげたドキュメンタリーThe Trouble with The Popeを放映。
プレゼンターがピーター・タッチェルだった。
ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭などの催しのほかにも、人権関連の活動で、時々見かける活動家だ。
表向きホモセクシュアルに厳しい態度をとりながら、実際にはゲイの聖職者もいれば、教会に通う少年たちが神父による性的被害を受けるケースが度々報じられるダブルバインドを追及してた。
法王がコンドームの使用もよくないと言及していることも伝え、信徒の多いフィリピンの現状を映しながら、HIV感染の危険性も訴えていた。
ずっとカトリック教会のダブルバインドを非難してきた急先鋒タッチェルをメインにした番組を作るなんて、さすがチャンネル4、冒険野郎だ。
シェーン・メドウズ監督の映画の続編ドラマTHIS IS ENGLAND’86もチャンネル4だし、局の映画製作部門フィルム4では、メドウズ作品のほかにも、スラムドッグ$ミリオネアとか、いろいろ面白い映画も作ってる。なかなかカッティング・エッジな局なのだ。