2010年9月 のアーカイブ

イアン・マッケランに話を聞いた後、これポルノ?鑑賞

昨日は、朝、ピーター・タッチェルのブルー・プラーク除幕式でサー・イアン・マッケランに話を聞けた。

午後から、ロンドン映画祭試写、夜はレインダンス映画祭開幕。

除幕式、開幕は映画ニュースにあがりますので、よろしくです。

ロンドン映画祭試写

Leap Year(AŇO BISIESTO)/リープ・イヤー(英題)

公式サイトFilm : AÑO BISIESTO

一言でなら性と生ということになるだろう。でも、そう言ってしまっては、いろいろ落としそう。ほとんどのシーンが女性の1人暮らしの部屋。淡々と描かれる日常の中でも、しつこいほどセックスシーンが続く。ポルノ映画?と思ってしまうが、そのセックスがサドマゾの気味を帯び、危なさがどんどん増し最終段階かというところで、初めて、女性が本当に望んでいたこと、女性が経てきたことが、ちらりとのぞく。ちらりだけどズシーンときます。

カンヌで新人監督に贈られるカメラドールを受賞。納得。

ところで、上の配給会社の公式サイトだけど、これ、どう見ても、ポルノとして売ろうとしてない?違うと思うけどなあ。けど、そう思って見ても楽しめるでしょう。

to be continued…

昨夜、THIS IS ENGLAND ’86が最終回を迎えた。

ふーむ、そう終わるか…

めっちゃ因縁を残したところでフッと終わった感じなので、こりゃ、まだ続きがあるのか?

続きが見られるかどうかはともかく、シェーン・メドウズは繰り返しTHIS IS ENGLANDを作り続ける映画作家と思った。

THIS IS ENGLANDは、シリアスタッチかコメディタッチかという違いをはいで見ると、A Room for Romeo Brassとキャラクター、話の構造ともかなり似ている。今回の’86にはSommers Townとそっくりな家出にまつわるシーンも登場して、これも自身の実体験だったのかな?と思いつつ見た。自分とその周辺から、あまり離れることなく、実直に映画を作る人なのだろう。そのあたり、いずれ、じっくり書きます。

フランス映画恐るべし

ロンドン映画祭試写

PATAGONIA/パタゴニア(原題)

公式サイトPatagonia

ウェールズからパタゴニアに向かうカップルの物語と、パタゴニアから故郷ウェールズに向かう年老いた女と青年の物語が、それぞれに進む。パタゴニアに新天地を求めたウェールズからの移民が多かった時代の古い写真を大切に持っている老女。郷愁を感じて、ホロッとなる。ダフィーが出てた。歌も当然ダフィー。独特のハスキーボイスが映画の雰囲気を盛り上げる。

SPECIAL TREATMENT (SANS QUEUE NI TÊTE)/スペシャル・トリートメント(英題)

公式サイトrezofilms • Sans queue ni tête

イザベル・ユペールがすごい。いつもながら、目が離せなくなるような演技。娼婦と精神分析家のお話だが、ベッドを整える娼婦と、寝椅子を整える精神分析家をシンクロさせて見せたりする。両者とも、それぞれに消耗してしまっている。どちらも、人から吐き出されるものを受け止める仕事という意味では同じか。深みがあって、サラッと終わる感じが大人っぽい。さすがフランス映画。

HANDS UP (LES MAINS EN L’AIR)/ハンズ・アップ(英題)

公式サイトLES MAINS EN L’AIR

不法滞在の移民のお話を子どもの視点に落とし込んで見せる。最後にしっかりまとめているのが、気に食わないと思ったのは、上の映画の後に見たせいか。まとめて見せたおかげで、わかりやすくなっているから、こういう問題を描くには悪くないのかも。主役の女の子が将来美人になるだろうなあという感じに、とっても可愛い。

ロンドン映画祭試写初日

今日からロンドン映画祭試写。長丁場がんばるぞー。

 

LOOSE CANNONS (MINE VAGANTI)/ルーズ・キャノンズ(英題)

公式サイト.: Mine Vaganti – Sito Ufficiale del nuovo film di Ferzan Ozpetek :.

イタリアン・ファミリーのコメディ。主役がイタリアのイケメン、リッカルド・スカマルチョだった。昨年のベルリンで拝ませていただいた目の下のクマが(クロージング上映はイタリアのイケメン俳優主演の作品 – シネマトゥデイ)、たまりません。

* あしたのパスタはアルデンテという邦題で8月27日公開のようです。2011年7月22日追記

 

BENDA BILILI!/ベンダ・ビリリ!(原題)

公式サイトBenda Bilili – the film of their amazing story

身体的なハンディキャップを持つメンバーがメインのアフリカのバンド、ベンダ・ビリリのドキュメンタリー。車椅子を降りて、腕だけでクールに踊って見せたりもするバンドに感動。貧しく、苦しい生活の中でも、音楽を奏でた途端に、最高に幸せな顔になるのを見ていると、考えさせられる。

 

IN OUR NAME/イン・アウア・ネーム(原題)

公式サイトEscape Films

帰還兵のPTSDを扱った映画は最近いろいろ見ているが、女性兵士が主役なのは、はじめて。帰ってきた女性を迎えるのは、PTSDに苦しむ帰還兵の夫としては、考えうる限り最悪の男。ここまで極端じゃなく、むしろ平凡な夫との日常を丁寧に拾ってPTSDを浮かび上がらせるような映画の方が好みだが、話としては、だんだん夫の本性が見えてくるあたりスリリングでもあるので、この方が面白い人も多いかな。

オスカー候補がいっぱい…に興醒め

これから日に数本の試写が連日続く怒涛の映画月間となる。

明日からはロンドン映画祭の試写、水曜にはレインダンス映画祭も開幕する。一風変わった映画と会えるレインダンス、大作、話題作が揃うロンドン映画祭、両方外せない。

今年のロンドン映画祭、オスカーの呼び声も高いナタリー・ポートマンやコリン・ファースの新作もくれば、えぐいシーンで話題になっているダニー・ボイル監督の新作がクロージングを飾りもする。もちろん楽しみだが、ちょっと興醒めでもある。だって、いいもの見っけ!ができないんだもん。

映画祭で一番注目を集めるクロージング作品、去年は『ノーウェアボーイ』のワールド・プレミアだった。そう、何の評判も聞こえてこない状態。私にとっては、その良さを一番最初に見つけたのは私!なのだ。

実際のところ、もっと内輪での試写もあるだろうし、第一発見者が私でないのは確かなのだが、そんなことは問題ではない。知らない土地で、何となく良さそうに思って入った店がアタリだった、いい店見つけと思っていたら、何のことはない、けっこう知られた店だった、という場合でも、その店は自分で見つけ出した店として愛着がわくというようなことと似ている。

その意味では、8歳半になったら子どもに名作を見せようというティルダ・スゥイントンの81/2プロジェクトに賛成。知識や情報があまりない状態で映画と出会えたら幸せだ。

そのノーウェアボーイ、もうすぐ日本公開で映画コラム(右から飛べます)に掲載予定ですので、そちらもよろしく。少年ジョン・レノンにグッとくる映画です。

ロンドン街中の変なもの

レインダンス映画祭の試写に通っていた間、ロンドン・デザイン・フェスティバルが開催されていた。ロンドンの街中に、いろんなものが出現。

写真は、トラファルガー・スクエア。観光写真スポットともなっているライオン達の前に陣取っているのが、クレメンス・ヴァイスハール&リード・クラムによるアウトレイスという作品だ。

触手というか脚というか、そろったり、バラバラだったり、いろいろに動き、見ていて厭きない。先端がピカッと光ったりして、なんかカッコイイ。

自動車メーカー、アウディの産業ロボットアームを使ったものだそう。公式サイトで世界中の人から受けつけたメッセージを、ロボットからの光で空中に浮かびあがらせる仕掛けだったらしい。

明るかったから、気がつかなかった。どんなメッセージが描かれたかは、MESSAGESで見られます。


気持ちいい音楽ドキュメンタリー

ALL I EVER WANTED/オール・アイ・エヴァー・ウォンティド(原題)

レインダンス映画祭試写

オルタナティブ・バンド、ジ・エアボーン・トクシック・イベントのライブを中心にしたドキュメンタリー。

バンドのアコースティックなサウンドが、弦楽隊やブラスバンド、少女合唱団の声と有機的に絡んでいく様子が気持ちいい。

公式サイト“ALL I EVER WANTED” Movie Trailer | The Airborne Toxic Event


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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